煙突掃除


以前の記事で話した薪ストーブのメンテナンス。

薪ストーブ本体は、毎年シーズンオフにクリーニング。
煙突掃除は、使用頻度、使用状況によって異なるが、2~3年くらいの周期(3mm以上のススが付着)が一つの目安。
使い始めたばかりなら、初年度のシーズンオフに掃除して、一年でどのくらいススが付着するのか見てみるのも一つ。

今日は、2シーズン使い終えた、初の煙突掃除について。


では、いざ着手!

あっ、ちなみに煙突掃除するのは、私じゃなくて薪ストーブ屋さん。
まずはプロの仕事を拝見してから、以降の煙突掃除を自らやるか見極めることに。


煙突のトップに薄っすらついたスス。

トップを外してみると、外気で冷えやすいせいか、結構ビッシリ。


二重煙突の内部には、厚み2~3mm程度のススが付着。
プロいわく、薪の乾燥が甘い、もしくは、燃焼が足りない(燃焼時に空気を絞りすぎ)と指摘され、いい教訓に。

ススが付着しすぎると、煙突が詰まって室内に煙が漏れることも。
煙の上昇気流が妨げられると、タール(クレオソート)が付着しやすくなる。
タールは燃えやすいため、ストーブから引火すると、煙突内部で火災が発生することもあるので要注意。

ロッドの先端にワイヤーブラシをつけて、煙突全長を3回程度往復。


トップにこびりついたススは箒で。


最後は、耐熱塗料のスプレーで綺麗に仕上。

掃除完了。


煙突の根元につけておいたビニール袋を外すと、両手一杯分のススが。
もっと出るんじゃないかと思っていたけど、意外と少なかった?というのが率直な感想。

今回、薪ストーブ屋さんお願いして煙突掃除したのは、梅雨入り前の6月上旬。
かかった費用は、基本料金12,500円(4~8月)と、出張費3,000円(30km以内)をあわせた15,500円+Tax。

※9~3月の基本料金は15,000円+Tax。

二連はしごや掃除道具を揃えたり、危険を覚悟して屋根に上ることを考えたら・・・ご参考までに。

ストーブの健康診断ともいえる煙突掃除。
本体の性能保持や煙突火災を避けるほか、薪の質、焚き方の善し悪しが目で見てわかる。
定期点検はお早めに。

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