宝鐸草

朝の水やりは気持ちが良い。

水を浴びた木々や草花が喜んでいるように感じる。

ふと、芽吹き始めた下草に目が留まる。

どんな姿になるのか、暫く待ってみる。

自生したのは、ホウチャクソウ。

垂れ下がって咲く花の姿が、五重塔など寺院建築の軒先に吊り下げられた飾り、宝鐸(ほうちゃく)に似ていることから名付けられたそう。

 

知らない草花の名を調べるのは、簡単そうで難しい。

咲く季節、花や葉のかたちを手掛かりに、夢中になって調べる。

きっとその姿は、力強く生い茂る草花のように生き生きとしていた。