薪ストーブのシーズンオフ
シーズンを終えたアトリエの薪ストーブ。
バーモントキャスティングス社のデファイアント。
来シーズンも、火のある時間を愉しめるよう、シーズンオフのメンテナンスは欠かせません。
今日は、先日メンテナンスした様子をお話しします。
はじめに、炉内に残った灰をきれいに取り除く。
灰が残っていると湿気を帯びやすく、錆の原因になります。
天板の扉はワイヤーブラシでこびりついたススを落とし、触媒には灰が残らないように。
フロントガラスについたスス落としは、専用のクリーナー、霧吹き、キッチンペーパーを準備。
クリーナーは、霧吹きを併用すると伸びやすく、少量で済みます。
キッチンペーパーを霧吹きで湿らせ、炉内の灰を付けて磨いても綺麗になりますが、クリーナーの方が簡単に落ちます。
シーズン中も同じ要領でフロントガラスをクリーニングして、きれいな炎を愉しみます。
天板で料理した際に垂れた汁、加湿用のポットについた水滴が原因で浮き出た錆。
天板、灰受け、ボディーなどの錆落としは、専用のポリッシュ、ワイヤーブラシ、塗布と磨き用のブラシを準備。
ワイヤーブラシを掛けたところ、掛けてないところの色むらを無くすため、ポリッシュを全体的に塗布。
塗布したポリッシュが落ち着いたら、磨き用のブラシで仕上げる。
落ち着いた光沢に仕上がります。
天板の扉もワイヤーブラシで錆を落とす。
そのままだと、空気中の湿気で錆が生じるので、オリーブオイルを塗布する。
綺麗になると、しばらく浮かれた気分を愉しめます。
分かっているのに、「綺麗になったよね!?」と、家族に問いたくなります。(個人差あり)
自分で手入れすると、劣化し始めたところが目に留まり、気になります。
今回は薪ストーブの話ですが、その気付きが、モノや道具を長く使い続けられる一歩ではないでしょうか。
薪ストーブ|メンテナンス, 薪ストーブメンテナンス|2019年5月27日