建て方
構造材の杉や桧は、那須町にある益子林業が製材する八溝材の千樹。
八溝材は、福島県白河市南部から茨城県と栃木県の県境を南下し、筑波山に至る八溝山系が産地。
木の生育に適した気候のため、年輪幅が一定で、木目や色味も美しい。
小屋組は、天秤梁と火打梁を段々に配し、水平にかかる力を下層に伝え、柱、耐力壁、土台、基礎へと伝達させる。
棟梁は、私のアトリエを手掛けた大工。
付き合いも長く、人柄、確かな腕に信頼を置いている。
またこうして一緒にものづくりができることが愉しい。
シークレットベース|2020年3月19日