山十設計社｜母屋と離れ

母屋と離れ

外部で耐力壁の施工が進む一方、未だ着手していない重要な部分がある。

今回の計画は、古い母屋を取り壊し、残った離れを新たな渡り廊下と母屋で繋ぐプロジェクト。

しかし、既存の離れと新たな母屋を繋ぐ渡り廊下棟はまだ存在しない。

といのも、プロジェクトの概要は、母屋棟、渡り廊下棟、離れ棟、それぞれ接するところに継目（エキスパンジョイント）を設け、各棟ごとに耐震性を確保し、見た目は一棟の建物をつくること。

渡り廊下棟の着手を少し遅らせることで、接する母屋棟の耐力壁は支障なく施工することができる。

風通しが良い状況もあと少しで見納め。