花を愛でる

粛々と日々を送る今日この頃、アトリエの前庭に咲いている花がないと気付く。

「こんなときだからこそ、花を愛でたい」と衝動に駆られ、いろんな花や宿根草を植えることに。

一年草は、子どもが選んだマリーゴールドとナスタチウム。

その他は、一度植えれば毎年花が咲く多年草にした。

小さな作庭家が、せっせと穴を掘る。

穴を掘ったらバーク堆肥と水を入れ、ドロドロ水をつくってから植える。

列植した紅葉の下に、早咲きの紫陽花。

手前には開花前の桔梗を(白と紫を交互に)。

石に添えたサクラソウ。

まもなく花が咲くシャクナゲ。

飛び石の脇にグランドカバーのツルハナシノブ。

シロヤマブキの手前にナスタチウム。

つる性のクレマチスはアオダモの足元に。

アプローチの目に付くところに、華やかなマリーゴールドとジャスミン。

廻りの木々で半日陰になるところには、白いクリスマスローズ。

 

時には癒しを、時には励ましをくれる草花。

庭という生活の場所で愛でることは、ささやかでありながら、最も贅沢な愉しみかもしれない。

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