ぐんぐんと

看板設置から半年経過。

大谷石のベンチと反対側の余白には、あの日、玉切りした樫の丸太を置いた。

当初、木部と色味が近かった真鍮の屋号紋と文字。

経年変化して少し色濃くなり、木部と差異が出始める。

支柱の足元に植栽したツル性植物のスイカズラ。

ぐんぐんとツルを伸ばし、鎧張り看板と絡み始める。

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