器具付け
この日は、終日器具付けの立会い。
背もたれはタモ、座面はワンポイントカラーのクッション生地。
それぞれセパレートして漆喰の余白を与えた方が、それぞれの質感が活きて凛とする。
ケーキを陳列するディスプレイケースは、レジカウンターにビルトイン。
ガラス面の下にある冷却装置は腰壁で隠して、ケースの存在感を希薄に、ケーキは主役に。
毎日使うものだから、作業台ひとつとっても、置くものに応じて高さや奥行を変え使い勝手よく。
本店のカウンターに入り、事細かく採寸していたころが懐かしい。
白を基調にしたトイレは、窓が小さくても、照明を付けずとも明るく感じる。
「珈琲音 atelier」には、来店されたお客様をもてなす飲食スペース、生豆の焙煎スペース、店名にあるケーキや焼菓子をつくるアトリエスペースがある。
華やかな飲食や焙煎スペースに目が行きがちだが、バックヤードのアトリエこそ店主の映し鏡。
店主が効率よく作業するため、最善の機器を選定・レイアウトしたアトリエの広さは6畳とコンパクト。
珈琲音 atelier|2020年6月3日



