掘り炬燵

リビングは、南面にフルオープンする木製建具の大開口。

構造材の梁を意匠として表に現し、天井を高く開放的に。

梁材は杉より赤白の濃淡が少なく、色味がサッパリしている桧。

床にポッカリ空いた穴には、造作でつくる掘り炬燵を。

先日、建主との打合せでは、サンプルを用意して掘り炬燵の座卓に使用する材種を選んで頂いた。

左から、ケヤキ、タモ、イチョウ、ナラ、桜、栗。

床材は柔らかく温かみのある杉だけど、座の暮らしの中心となる座卓は広葉樹で。

選んだ材種は、堅く耐久性があり、経変変化で白っぽい色味から徐々に飴色に変化してゆく栗。

天板のサイズは、W1960×D880と大きく、堅牢で迫力ある座卓になりそうだ。

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