ハーフバス
築4年半が過ぎた我が家の浴室は、洗い場とバスタブがユニットバス、その上は自由につくれるハーフバス。
壁と天井には桧を貼って、国産自然塗料のU-OILが塗ってある。
入浴後はシャワーで壁と床を流す程度。(バスタブはスポンジで水洗い、床はたまに洗剤+ブラシ洗い)
桧のところはカビが生えやすいと思われがちだが、水が掛かりやすい壁でもカビはほとんど生えていない。
木を使った浴室でもカビが生えにくい理由の一つは、換気扇に浴室換気乾燥暖房機を使っているから。
びっしょりの浴室も朝にはカラッと乾く。(予備暖房機能付きなので高齢の父が入浴する際も安心)
二つ目は窓を換気と通風に適したルーバー窓にすることで、夏は視線を遮りつつ窓を開放した状態で入浴できる。
窓についた水滴も水切れが良い。
三つ目は床をメンテナンスした際に余ったU-OILで、塗膜がなくなり水弾きしなくなった壁を優先に塗っている。
刷毛で塗るのが面倒だったり、そこまでの量がないときは、ウエスに含ませて拭くだけでも効果がある。
わざわざ塗るのは面倒だが、何かのついでならまだ身体が動きやすい。
手間のかかることだけど、このひと手間で木の浴室と上手に付き合える。
ひけらかすつもりはない。
暮らしで得た善し悪しを、正直にクライアントと話したい。
ハーフバス実例:東峰の家、Le Poulailler