自然に芝生が生えてゆく方が感じが良いと(当時は思って)、砂利との境に見切は設けなかった。
けれど、芝生のほふく性は想像以上に強く、砂利側に突き進む。
仕舞いには、ホースリールを引きずるから、芝生の一部が育たない。
見て見ぬ振りに見切りをつけ、重い腰を上げる。
用意したのは、古道具屋で調達した蔵の外壁に使われていた大谷石の貼石。
形は違えど、表情良し。
台木を定規にして芝を切る。
下地に砕石を敷き。
砂で不陸調整。
形は違えど、敷いてしまえば表情良しの見切り石。
これでホースリールを置いても一安心。
必要になった時に、都度、手を加えてゆく庭時間。
庭時間|大谷石, 芝生|2021年11月30日
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