造成工事と地盤改良工事
建設地は新興住宅地内にある分譲地で、既に造成工事が済んでいます。
なのに、今一度、造成工事をする理由は・・・
一つ目は、分譲時の造成工事から月日が経ち、根を下ろしてしまった雑草(冬は枯草、夏は草原)を根こそぎすき取って、草むしりの手間を軽減するため。
二つ目は、基礎屋さんに比べ大型重機を持っている(機動力がある)土木屋さんが基礎の掘削深さまですき取り、その土を一度に処分することで、基礎工事に要する費用と時間を軽減するため。
土地を形成するための造成ではなく、住んでからのため、家づくりのための造成工事は一日で完了。
天然砕石でつくる杭だから、地震時の衝撃に強く(折れない)、土壌汚染や周辺環境に悪影響がなく、産業廃棄物(鋼管杭や柱状改良杭)として扱われないため将来取り除く必要がありません。
こうしてバトンを受け取った基礎工事は、現在、中盤戦に差し掛かる。
むぎまるの家|2022年2月2日