造成工事と地盤改良工事

年始からスタートした造成工事。

建設地は新興住宅地内にある分譲地で、既に造成工事が済んでいます。

なのに、今一度、造成工事をする理由は・・・

一つ目は、分譲時の造成工事から月日が経ち、根を下ろしてしまった雑草(冬は枯草、夏は草原)を根こそぎすき取って、草むしりの手間を軽減するため。

二つ目は、基礎屋さんに比べ大型重機を持っている(機動力がある)土木屋さんが基礎の掘削深さまですき取り、その土を一度に処分することで、基礎工事に要する費用と時間を軽減するため。

土地を形成するための造成ではなく、住んでからのため、家づくりのための造成工事は一日で完了。

造成工事を経て、後日、天然砕石を使った地盤改良工事を実施。

天然砕石でつくる杭だから、地震時の衝撃に強く(折れない)、土壌汚染や周辺環境に悪影響がなく、産業廃棄物(鋼管杭や柱状改良杭)として扱われないため将来取り除く必要がありません。

こうしてバトンを受け取った基礎工事は、現在、中盤戦に差し掛かる。

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