地盤調査

間取りのプランニングを始める際、最初に検討する2つのルートがあります。

ルート1は、建物に対して付帯的にかかる予算を算出して、建物本体にどの程度予算をかけられるかを算出する。

ルート2は、クライアントの要望から必要となる坪数を算出する。

ルート1と2、それぞれ検討・比較して最適解を導いています。

ルート1で述べた付帯的にかかる予算とは、先述した薪ストーブの他、エアコン、カーテン、外構、植栽、地盤改良工事、浄化槽工事や道路から敷地内に上下水を引込む工事など。

それらに概算予算を付け、総予算から差し引いてゆくことで建物本体にかけられる予算が導き出せます。

付帯工事予算を左右する地盤調査は、いつも間取りプラン決定直後に実施します。

実施設計の前段階で地盤改良の有無が分かれば、実施設計の手法や仕様も変わります。

昨年の7月に実施した地盤調査の結果は、改良不要の良好地盤。

こうして概算でよけていた地盤改良費用は、本体工事の予算に付加されることとなりました。

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