断熱施工

壁と天井の断熱施工(ブローイング工法)が完了しました。

一般的な断熱施工は、大工さんが手仕事でビニールに入った断熱材を壁の隙間や天井に敷き込んでゆきます。

ブローイング工法は、断熱施工の専門会社が壁の隙間や天井に断熱材を機械で圧送して吹き込んでゆきます。

人の手で断熱材を施工する場合、施工する人の技量(詰めすぎ・隙間)によって断熱性能が左右される場合があります。

一方、ブローイング工法は、複雑な構造でも隙間なく均一に施工でき、断熱材の性能を安定して発揮することができます。

イニシャルコストはブローイング工法の方が高いけれど、断熱性能が担保できれば冷暖房のランニングコストはかなり抑えられます。

ブローイング工法による断熱施工が終わり、屋外と屋内の温度差を顕著に感じられるようになりました。

また、上空を飛ぶヘリコプターの音も聞こえなくなるくらい気密も効いているようです。

断熱材に頼るのも一つですが、軒を出し、夏の厳しい日差しが屋内や外壁に差し込まない住まいにする、設計手法の戒律は大切にしてゆきたいと思います。

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