内部では天井板の施工が進んでいます。

木が好きなクライアントの要望に応えるため、全居室の天井は表情が淡泊なサワラの板を選定しました。

サワラ(椹)の木目や色味はヒノキ(桧)にとても似ていますが、価格はヒノキより安価。

サワラはヒノキと同様、水への耐久性があるため、昔は風呂桶や手桶などに使われていた木材です。

現在は流通量(需要を含め)が減っており、地域によっては希少な木材になりつつあります。

今回、日光木材工業がストックしていたサワラの丸太を製材・加工して、天井材を準備することができました。

生産者と施工者の手仕事が、この家の意匠を司っています。

homejournal


Copyright 2021 yamajuusekkeisha. All Rights Reserved.