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昭和47年まで使用されていた旧相川拘置支所。

瓦、板、モルタル、漆喰を使った質素なつくり。

歴史に淘汰されないのは、現存する木造拘置支所という理由だけではないと思う。

板壁の町家群にある「見世物」としてではなく、一般の建物と一緒になった「生き物」として景観を形成しているからだと思う。

見てくれのよさをひけらかすようなデザインではなく、暮らしや生業の品位の良さを感じさせる慎みあるデザイン、背景や風景となる建築をつくってゆきたい。

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